フルートの材質の特徴④(最終回)
さて、今回はその他の材質についてです。
●プラチナ
貴金属の王様、プラチナは、とにかく重い!!音色はかなり冷たい感じがします。
世界的な奏者ゴールウェイやシュルツが一時期この材質のフルートを使っていましたが、結局金に戻したそうです。。。
よほどパワーが有り余っている大男か、体を鍛えたい人向きの材質ではないかな、と密かに思っています…。
●木製フルート
木管フルートは最近少しずつ需要が伸びてきています。
材質のほとんどがピッコロやクラリネットと同じグラナディラを使用しているんですよ。
木管フルートの音色の特徴は、金属管に比べて倍音が極端に少なく、懐かしい感じの音色をしています。音量は当然金属管より小さく、音色の変化も控えめです。
木製フルートの持つやわらかく癒しの音色を求める方用の楽器です。
●プラスチック製(樹脂製)フルート
プラスチック製フルートの良いところは4つ。
①お値段が安い!(15000円くらいから!)
②めちゃくちゃ軽い!
③外で吹いても痛まないし、丈夫!!
④カラーバリエーション豊富でかわいい🌟
吹いてみたのですが、少し木管に近い感じの温もりを感じる音色。色もかわい〜🌟
ここまで見られて、いいことずくめじゃん!と思われるかもしれません。
が。
初心者さんには、いい音を出すには逆に難しいフルートかと思いました。
フルートのいい音が鳴るツボが、すぐには探せないのです。しばらく吹くと、『あ、ここかー』とわかり楽しめるのですが、初心者さんに『はい、ツボを探しましょう〜』なんて無理な話。
フルートがちゃんと鳴らない、難しいし、つまらない!という気持ちにさせてしまいそうです。
もしプラスチック製のフルートで始めたとしても、すぐに買い替えたくなるのではないかな~と。
でも、1本くらい好きな色のプラスチック製フルートを持っていると、練習中の気分転換になるかもしれませんね。
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