ピアノと脳科学

週末、子どもたちと学習内容や習い事への取り組み方について大バトル勃発。
その後落ちついてから、勉強すること、習い事をする意義についてじっくりとことん話し合いました。
その中で出てきたのが、
『あ、ピアノを習うと頭も良くなるってよく言うよね。』という言葉。
何でなんだろうねーという事で、子どもたちと調べてみました。

●脳科学から見たピアノについて●
『ホンマでっか!TV』にご出演されている脳科学者の澤口俊之先生が「習い事はピアノだけで良い」とご発言されたページを発見し、びっくりしました。
沢山ある習い事の中で一番ピアノが優れていると仰るのですから、これは大変驚くべき事です。

それではなぜ、ピアノが脳に良い習い事なのでしょうか?
 
●ピアノは地頭を良くする●
澤口先生が仰るには、「ピアノは脳機能をまんべんなく育て地頭を良くする」そうなのです。ピアノを習うとピアノを弾く技術を習得する事ができますが、それ以外にHQ(人間性知能)がダントツに身につくとのこと。

うーむ、IQ(一般的知能)は良く耳にしますが、HQはあまり聞いた事がないですよね…

●HQってなに?●
HQとは、簡単に言えば、“人間らしい人生を送るための脳力”のことで、夢や目的に向かって適切に行動する能力“未来志向的行動力”と、理性・思いやり・協調性を身に付けてうまく生きる能力“社会関係力”なのだそうです。つまり、HQの向上は、夢の実現や社会的成功、良好な恋愛や結婚生活、さらには運動能力や器用さ、言語能力、IQの向上にまでも繋がるのだとか!!
ピアノを習うだけで、こんなにいいことがあるとは!!まさに驚きですね。

●ピアノは脳の構造まで変える!?●
さらにHQの向上だけではなく、ピアノは脳の構造まで劇的に変えてしまうという効果も証明されているそうです。
 
*以下澤口先生のお話を抜粋させて頂いております*
「ピアノのレッスンを続けることによって、脳の監督役でもある前頭前野が構造的に発達し、HQの長期的な発達につながります。また、脳梁(のうりょう)と呼ばれる部分が太くなり、左右の脳のバランスがよくなるんです。
まだまだあります。
小脳も大きくなり、運動機能や知的機能、感情的機能までもアップします。さらに、海馬とよばれる部分が発達し、記憶力がアップするので、学力向上につながります。つまり、ピアノを習うことによって、脳機能をまんべんなく育て“地頭”をよくすることができ、スポーツや学力まで効果を及ぼすんです」

●では、ピアノをいつ習わせれば効果的なのでしょうか?●
「HQを高めるためには、5歳~8歳ころがより効果的です。週に1回40分のレッスンでいいんです。ピアノに関しては、4ヶ月くらいで効果があらわれ、脳構造を変えるまでには2年くらい必要です。あとは、“やればやるほど”という継続期間との相関になります。ちなみに、大人になっても、子どものころほどではありませんが大人なりの効果はのぞめますよ!」

とのことです。

いかがでしたでしょうか?
ピアノと脳の発育の関係は想像以上に沢山のメリットがあるようです。
勿論その為には短時間でもいいので日々の練習が大切かと思います。レッスンの日だけ頑張るのでは、なかなか効果は見えないかと。

でも、せっかく長い期間習われるのでしたら、こういった効果がおまけで得られるのはとっても嬉しいことかと思います。

…個人的には一番は「ピアノが大好き」という気持ちが大切だと思っていますが、我が家の子どもたちは調べてみてやる気がアップしたようです。まあいいか♫
ちなみに我が家の子どもたちはピアノ歴6〜7年。
効果は…出ていてほしいっ!とだけお伝えします(^◇^;)

なにはどうあれ、是非楽しみながらピアノとお付き合いして下さいね♪

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山口市にあるフルート・ピアノ教室です。 フルート・リコーダー・ピアノの演奏やレッスンを行ないながら、中学生の女子と小学生の男子の子育てに奮闘中!!思春期特有の距離感・接し方に日々悩みながらも、なるようにしかならないなーと言い聞かせています。 音楽教諭・補助教諭の経験から、「音楽は、聞くのもするのも楽しい」を伝えていきたいです。 『できた!!嬉しい!』で溢れるアットホームな教室を目指しています🌟

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